新潟酪農の発祥の地で地域を支えてきた「ヤスダヨーグルト」
暑い日が続き、じめじめとした梅雨に入るともうすぐ夏がくる!と感じさせrられますね。
ところで、みなさんは"牛"が夏バテをするって知っていますか?
実は、牛はとっても暑さに弱く、ストレスから食欲が低下し栄養を得ることが出来ず、乳量が減ってしまうのです。
夏に乳量は減るのに私が牛乳を飲む量は増えている気がします…暑い日の冷えた牛乳…最高ですよね!?
酪農家の方々はそんな私たちのために、牛が夏バテをしないように様々な暑さ対策を行ってくれています。
今回はそんな酪農家の方々を支えてきた
「ヤスダヨーグルト」
の話です。
阿賀野市の酪農の歴史
ヤスダヨーグルト
地域のために
最後に
おまけ
阿賀野市の酪農の歴史
新潟といえば稲作のイメージですが、阿賀野市には”だしの風”と呼ばれる乾燥した風が吹くため、農作物が育ちづらいといわれてきました。
そんな中、1907年頃に旧安田町(現在の阿賀野市保田地区)出身の旗野美乃里が海外視察の際に、乳牛を持ち帰って「ツベタ牧場」を開き、その後、元々農作物の生産に不向きだった旧安田町では、酪農業が発展的に栄えました。
このような背景から、旧安田町は「新潟酪農発祥の地」と言われています。
しかし、昭和50年頃、発展してきた酪農業にピンチが訪れます。
乳価が低迷し、国の生産調整などにより、絞っても売れない牛乳が出てきてしまったのです。
売ることのできない牛乳をどうにかできないか…このピンチを切り抜けるために酪農家たちが集まり、意見を出し合い
「生乳を100%使いきるヨーグルトに加工しよう」
と考えました。
この時の酪農家たちによって
”安田牛乳加工処理組合”
という、日本で一番小さいヨーグルトメーカーが誕生したのです!
ヤスダヨーグルト
現在では安田牛乳加工処理組合は有限会社ヤスダヨーグルトとなり、全国でも有名な”はっ酵食品総合メーカー”としてその名を広げています。
そんなヤスダヨーグルトの本社、工場は阿賀野市安田地区にあります!
工場には阿賀野市の酪農家から毎日20トンもの生乳が届き、製品ごとに4つの工場に分けて、製造を行っています。
工場内は機械で自動化がされていて、クリーナーや、金属探知による安全管理もしっかりとされていました。
工場見学は誰でも参加可能なので是非予約して訪れてみてください!
みなさんご存じの”ドリンクヨーグルト”はモンドセレクション金賞を3年連続受賞しており、阿賀野市の特産品として新潟土産としても、とても高い人気を得ています!
ドリンクヨーグルトを始めとしたお土産品をご購入の際は、阿賀野市の他にも新潟駅、長岡駅にショップがあるのでぜひ立ち寄ってみてください。
地域のために
ヤスダヨーグルトは酪農家が搾った生乳に付加価値をプラスし、生産を安定拡大することによって、地域の酪農家の収入安定のために支えてくれている会社です。
最近では、外観や内装もとってもおしゃれなY&Y GARDEN(ワイワイガーデン)が工場の近くに新しく立てられました。
Y&Y GARDENや、隣接するメロディバザールには観光客など、多くの人が訪れ地域の賑わいにも貢献しています。
ショップ内には、ヨーグルトやアイスクリームはもちろん、パンやグッズ、限定スイーツ、化粧品などここでしか買えない物もあり、ヤスダヨーグルトの魅力を存分に楽しむことができますよ~!
最後に
いかがだったでしょうか?
阿賀野市の酪農を支えてきたヤスダヨーグルトは、今では地域を代表する企業の一つとして、地元の更なる発展に取り組んでいます。
わたしもヤスダヨーグルトを見習って地域おこし協力隊として地域を盛り上げていきたいです!!!
また、今回の記事でヤスダヨーグルトの製品に興味を持った方は、ふるさと納税の返礼品としてドリンクヨーグルトがありますので以下のサイトをチェくしてみてください。
おまけ
Y&Y GARDENには牛のオブジェ等だけでなく猫ちゃんのオブジェがたくさんあるんです~!
ぜひY&Y GARDENに行った際はヤスダヨーグルトの魅力を満喫しながら、隠れ猫ちゃんが何匹いるのかも数えてみてください!(笑)